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北陸3県と新潟が新幹線でつながる 「延伸」と「北陸割」で観光地にぎわう 《新潟》

北陸新幹線が福井県の敦賀まで延伸し、これで北陸3県と新潟が新幹線でつながることになります。北陸応援割のスタートも重なり、県内の観光地はにぎわいをみせていました。 3月16日、福井県の敦賀駅を出発した東京行きの一番列車。 北陸新幹線は東京と金沢の間で2015年までに開業していましたが、3月16日、金沢・敦賀間が新たに開業し、新潟と北陸3県が新幹線でつながることになります。 開業日には新潟もおもてなし。 糸魚川駅のホームではゆるキャラたちが乗客を出迎えました。 より身近になる北陸。地元の人からはこんな声が。 〈訪れた人〉 「(福井の)恐竜の博物館に行ってみたいです」 「ぜひ(被災地の)応援がてら楽しみながら旅をしたいなとは思っています。(福井で)カニを食べたいです」 また、16日からは北陸応援割が県内でもスタート。 新発田市の月岡温泉には県の内外から観光客が訪れていました。 〈富山から〉 「(北陸応援割は)売り切れていたが(新発田市)独自の割り引きがあり行こうかという感じで初めて来ました。温泉街すごくいろいろ楽しいですね」 〈埼玉から〉 「(北陸応援割を)いまこれからいろいろ使う予定で泊まるところで」 Q)北陸応援割で、予約取れましたか? 「取れました」 県内にいる息子に会いに来たというこちらの家族。タイミングよく北陸応援割を予約できたといいます。 〈埼玉から〉 「被災されている所は地元も大変だと思うので応援してあげるというのは良い取り組みだと思います」 大きな荷物を持った宿泊客でにぎわうホテル。 こちらのホテルでは地震のあと約2000人規模のキャンセルがありましたが、応援割が旅行の「機運」を高めてくれていると感じています。 〈ホテル泉慶 飯田武志社長〉 「キャンペーンを打つことで新潟に旅行に行っていいというメッセージを皆さんに知っていただけたのが一番大きな意義がある。新しい客層を掘り起こせているので、私たちとしては割引がないときに再来訪していただけるように付加価値や満足感の追求をやっていかなければと思っている」 北陸新幹線の「延伸」と「応援割」の追い風を受けて、県内はにぎわいをみせていまいた。

3月18日 20:39