道路交通法違反と犯人隠避教唆の疑いで、新潟市北区に住む会社員の男（26）が21日、逮捕されました。 警察の調べによりますと、男は5月9日午後11時50分頃、新潟市東区河渡庚の市道で、無免許で自動二輪車を運転して事故を起こしたのに、無免許運転の発覚を恐れ、刑事責任を免れようとして、知人男性に身代わりを依頼した疑いです。 目撃者が「バイクが転倒する事故がありました」と通報し、警察が現場に駆け付けると男は「後ろに乗っていました」と話し、ケガのため病院に搬送されました。 また、現場にいた知人男性は「私が運転していて、男が後ろに乗っていました」と話しましたが、不審な点があったことから警察が捜査していました。 警察は男が運転して単独で事故を起こしたとみています。 調べに対し男は「事故のせいで記憶がない、覚えていない。事実かもしれないし事実でないかもしれない」と話しているということです。 警察は知人を犯人隠避の疑いで捜査しています。