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柏崎刈羽原発 「燃料装荷」の様子を報道陣に公開 一時中断も約1割の工程を完了 《新潟》

柏崎刈羽原発で行われている核燃料を原子炉に入れる作業、「燃料装荷」の様子が4月18日、報道陣に公開されました。トラブルによる作業の中断がありましたが、これまでに約1割の工程が完了しています。 柏崎刈羽原発・7号機の原子炉建屋。4月18日、報道陣に公開されたのは原子炉に核燃料を入れる「燃料装荷」の様子です。 (リポート) 「プールの中にある核燃料を専用の機械を使って吊り上げ、水の中を通して原子炉へと運んでいきます」 柏崎刈羽原発の7号機で4月15日から検査の一環として始まった「燃料装荷」。 24時間体制で約2週間かけ、872体の核燃料を原子炉へ。これが法律上、再稼働前の最終工程になります。 こうした中、17日午前、原子炉の出力を調整する制御棒、1本分を動かすブレーカーが落ちているのが見つかり、約14時間にわたり作業が中断するトラブルがありました。 調査の結果、装置に異常はなく東京電力は不具合が生じた原因を調べています。 〈柏崎刈羽原発 菊川浩ユニット所長〉 「エラーがないことを確認するのもステップの作業だと理解しています。プラントの設備の健全性をしっかり見ていきたい、流れの中で今の作業を慎重に進めていきたいのが今の思いではあります」 東京電力によると18日午後2時現在で工程の約1割にあたる85体の作業が完了したということです。

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