

2025年04月16日(水)
春野菜のニース風サラダ

- 2人分
- 1人分230kcal
南フランスの街"ニース"で生まれたフランスの代表的なサラダの一つです。
地中海で獲れるマグロを、アンチョビ、オリーヴの実、トマトやレタスなどの生野菜とゆで卵を合わせ、ニンニクの効いたソースで味付けする郷土料理が原型となり、生マグロの替わりにツナ缶を使い、ゆでたインゲンやジャガイモなどの野菜を合わせるものに変化して行きました。
材料
じゃがいも | 1個(150g)※ゆでる塩を少々 |
---|---|
いんげん | 8本(80g) |
フルーツトマト | 100g |
グリーンリーフレタス | 50g |
ゆで卵 | 1個 |
ツナ | 50g |
ブラックオリーブ(種なし) | 6個 |
黒こしょう | 少々 |
[ドレッシング]
アンチョビフィレ(刻む) | 8g |
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にんにく(すりおろし) | 小さじ1/2 |
塩 | 小さじ1/3 |
りんご酢 | 大さじ1と1/2 |
オリーブオイル | 大さじ1と1/2 |
作り方
-
( 1 )サラダの具材の準備をする。
・じゃがいもはよく洗って土を落とし、包丁を一周させて切れ目を入れ、皮付きのまま水からゆでる。
※沸騰してから塩を振り、弱火で20分程度。温かいうちに皮を剥いて食べやすい大きさに切っておく。
★電子レンジを使っても良いが、まるごと調理の場合は熱の入り方にムラが出やすい。
★カットしてからゆでても良いが、じゃがいものうま味が逃げてしまう。
・いんげんは塩ゆでしたものを半分に切っておく。
・トマトはくし形に切っておく。
・ゆで卵は半分にカットする。
・レタスは水洗い後、よく水気を切り、食べやすい大きさに手でちぎって冷蔵庫で冷やしておく。 -
( 2 )ドレッシングを作る。
・小さなボウルに刻んだアンチョビフィレとにんにく、塩、りんご酢
を加えてよく混ぜ、最後にオリーブオイルを加えて全体を混ぜる。 -
( 3 )サラダを器に盛り付ける。
・冷蔵庫でシャキッとさせたレタスを皿に乗せ、(1)の具材とブラックオリーブをバランスよく盛り付け、中央にツナを乗せる。
・仕上げに(2)のドレッシングとブラックペッパーを振って完成。
★お好みで粉チーズをかけると更にボリュームが出ます。
やさイイ話
- じゃがいもの原産地は南米のアンデス地方ですが、世界で初めてじゃがいも料理のレシピが誕生したのは17世紀のフランスと言われています。
初期のレシピは、ゆでる、焼く、スープにするシンプルな調理法で、じゃがいもの持つ自然な風味を活かすものでした。
(1)ゆでる:じゃがいもを水からゆで、塩やバターで味付けするシンプルな方法。
(2)焼く:オーブンで焼き上げ、外はカリッと中はホクホクに仕上げる技法。
(3)スープ:じゃがいもを他の野菜や肉とともに煮込み、濃厚なスープとして提供。
現代も変わらず、じゃがいも料理の基本となっています。