9月26日(日)午後4:55~

新潟で目標や夢に向かって取り組んでいる人たちに、セッキン(密着)するドキュメンタリー番組です。 力強く生きる姿やその暮らしから、「新たな気づき」や「再発見」へとつながるチカラを伝えていきます。

番組へのリクエスト募集中!

#14 十日町市 太島勝重さん

十日町市で林業を営む、太島勝重(おおしまかつしげ)さん。
主に個人宅や公民館や神社などの木々の手入れや伐採、森林の管理などを請け負っている。
注目は、その伐採方法だ。
“特殊伐採”と言われる欧米では主流で、独特の方法だ。
枝にひっかけたロープに身を預け、ぶらさがったままスルスルと木の上に移動する。無駄に幹や枝を傷めない方法。

隣接した樹木を伐採するときは、むやみに切り倒したりはしない
目的の樹木に登り、切り落とす枝をロープで結ぶ。
そして木の上で切り分けて、ロープで吊るしておろす。
まるで、手品のように鮮やかだ。

彼の信条は「決して木を傷めないこと」
依頼主が切りたい木でも、切らないほうが良いものは、切り落とさずに、生かす方法を提案するほど。
木を切ることを生業としているが、「木を守る林業」を目指している。

現在、太島さんは、昔ながらの運搬技術を「馬搬(ばはん)」を勉強中だ。切り倒した材木を馬に引かせて山から運ぶ方法である。
大型重機を使った伐採が主流だが、それは山に、重機の通る道を作らなければならない。それが、山を傷つけることになる。
馬の力を使った昔ながらの方法にこだわる彼は、「不便こそ楽しい」と言い切る。

彼の山や自然への思いが動き出した。
それは「健康な森を作りたい」。単に整備された環境ではなく健康な森を後世に残すこと。
林業家の太島さんが考える、現代の「自然との共生」
その姿に、セッキンした。

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