3月29日(日)午後4:55~

新潟の気になるイベント、トピックスなどの舞台裏に密着する5日間。 知られざるルーツや携わる人々の思い、巻き起こるドラマを描く。

#08 町の小さな商店「めでたや」阿部久美子さん

過疎が進む村上市塩谷地区。ここにある週2日だけ開店する商店。買い物難民が町の問題になる昨今、この町の助けになればと約7年前に、地元の有志が立ち上げた。その一人が、阿部久美子さんだ。

日々の食料品だけを扱う小さな店を頼りにやってくるのは地元の高齢者。店を切盛りする阿部さんは、ちょっと困った用事でも、笑顔で対応する。ボールペンが欲しいと言えば、近くの店まで買いに行く。まるで御用聞きのようだ。

阿部さんは、地元塩谷地区の生まれ。地域のために、自分ができることとは何かと考えたとき、ちょっと用を足せる店のオープンしようとを決意した。現在は、食品の仕入れも自ら車を運転して出向く。市場はもちろんドラックストアにも行き文房具を仕入れたり、時にはインターネットで取り寄せたりもする。阿部さんは無理な注文を断らない。どこまでも「おばあちゃんたちの欲しい」に応えている。そこには、思いやりの気持ちが溢れていた。

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