長岡市の山古志地区で牛の角突きの初場所が行われ、迫力の取り組みが観客を沸かせました。 １トン近い牛同士が激しくぶつかり合う旧山古志村の伝統行事「牛の角突き」。 4日初場所を迎え、約1500人の観客が闘牛場に詰めかけました。 勢子と呼ばれる人たちが牛を囲み、掛け声をかけながら取り組みを盛り上げます。 牛が傷つかないように引き分けで終わらせるのが山古志の習わし。 目の前で繰り広げられる迫力の取り組みに、観客は盛んに歓声や拍手を送っていました。 ＜千葉県から訪れた女の子＞ 「すごい迫力があってびっくりしました」 ＜母親＞ 「音もすごい良くて、こんなのが日本にあるんだと思ってすごく感動した」 中越地震からことし１０月で２０年。震災を乗り越え山古志に息づく牛の角突きは千秋楽の１１月まで続きます。