村上市に住む男性がスマートフォンのチャットアプリで知り合った女性に現金約700万円をだましとられる被害がありました。 被害にあったのは村上市の40代の男性です。 警察の調べによりますと男性は去年2月頃にスマホのチャットアプリでメッセージ交換していた女性と意気投合し、その後、SNSで交信を重ねたところ、女性から暗号資産を使用した投資に誘われました。 男性は女性を信用して海外の暗号資産取引所のアプリを利用して女性に言われるがまま、去年6月中旬までの間に、10数回に分けて現金約700万円を暗号資産に返還して女性に送金し、だましとられました。 男性は女性から利益が出たと言われ、現金を引き出そうとしましたが、数百万円の手数料が必要だと言われて不審に思い、弁護士に相談した結果、詐欺被害と判明。警察に被害を届け出ました。 女性は男性に対し恋愛感情を抱かせながら交信を重ね、男性は言われるがままに現金を暗号資産に変換させていたとみられ、警察はSNS型ロマンス詐欺事件とみて捜査を進めています。