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旧山古志村 伝統の牛の角突き 5月の開幕を前にプレイベント「闘牛場開き」 《新潟》

2004年10月に発生した中越地震からことしで20年です。 地震で一度は途絶えかけた旧山古志村伝統の「牛の角突き」。5月の開幕を前に4月29日、プレイベントが開かれました。 山里にことしもこの季節がやってきました。 旧山古志村伝統の牛の角突き。 初場所を5月に控える中、4月29日、プレイベントが開かれました。 <山古志闘牛会 松井富栄さん> 「本開催とは違った、普段お見せできない部分の牛の育て方を知ってもらえればなと思っています」 2004年10月に発生した中越地震。最大震度7を観測し、68人が犠牲となりました。 山古志村は陸の孤島となり「全村避難」を余儀なくされました。 一度は途絶えかけた山古志の牛の角突き。地震を乗り越え伝統はいまも守られています。 29日は、5月の開幕に向けた「闘牛場開き」の日です。 この1年の安全を祈ります。 その後、プレイベントとして牛の稽古の様子を披露。5月からの本番に向けて牛に経験を積ませました。 <訪れた人> 「本物を初めて見まして、迫力あるものですね」 <訪れた子ども> 「かっこよかった」 Q)どんなところがかっこよかった? 「ぶつかり合いとか」 29日のイベントの売り上げは能登半島地震の被災地へ寄付するということです。 <山古志闘牛会 松井富栄さん> 「この角突きを通じていろんな人からこの地域を知ってもらって足を運んでいただいて地域づくりも皆さんとしていけたらなと思っています」 山古志の牛の角突きは5月4日に初場所を迎え11月まで続きます。

4月29日 19:35