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市職員45人の給与を誤った額で支給 不足は最大約5万円、過剰支給は最大約11万円 《新潟》 

新潟市は4月分の職員給与について45人に対し誤った額を支給していたことが判明したと発表しました。 誤支給があったのは4月に新規採用した職員41人と異動のあった職員4人の合わせて45人です。 新潟市によりますと原因はシステムで事務処理の手順を誤ったことによるもので、最大で約5万2000円少なく、また最大で約11万5000円が多く4月19日に支給されていました。 誤って支給された職員の複数人から申し出があったことで事態を把握したということです。 経緯について新潟市は、ことし4月に新規採用した職員の初任給について、システムで各種処理の手順を誤って初任給の入力前に処理を開始したため41人の職員に対し誤った金額で給与を支給したということです。 また異動のあった職員の給与については一部で異動に伴うシステムの処理が行われず4人の職員に誤った金額の給与が支給されました。 誤支給のあった45人のうち、本来の給与より少なく支給された人は15人で、不足額は約2400円から約5万2000円でした。 金額が5万円前後となった3人については4月25日に不足分を支給し、その他の12人については4月30日に不足分を支給したということです。 一方、本来の給与より多く支給された30人については、5月分の給与で調整するということです。多く支給された金額は約1800円~約11万5000円ということです。 給与についてのシステム処理は複数の担当者が行っていたということですが、新潟市は再発防止策として、職員の認識不足および確認不足が原因であることから人事課・職員課で共通の手順書を作成するほか、より確実な処理が可能となるようシステム改修を行うとしています。

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