上越市の柿崎沖で漁船が転覆し、乗船していた男性が死亡しました。 5日午後9時半頃、上越市漁協の組合員から「和光丸が午後5時を過ぎても帰ってこないので通報した。携帯に電話しても連絡がとれない」と通報がありました。 和光丸には上越市柿崎区に住む男性（76）が乗って5日午後4時頃、刺し網漁のため柿崎漁港を出港しました。 午後10時頃、妻が漁港まで確認に行くと車が残されていましたが船は戻っていませんでした。 午後10時半頃、仲間の船が沖で転覆している和光丸を発見しましたが、男性は行方不明になっていました。 捜索の結果、6日午前、柿崎中央海水浴場から2.5キロ沖で、遺体が発見され、和光丸に乗っていた男性と判明しました。 上越海上保安署は、漁場で刺し網をしかける作業中に、刺し網がプロペラに絡まり、操船に支障が生じ、無理な力が働いたことから転覆したとみて調べています。 画像提供：上越海上保安署