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来週から大型連休スタート コロナ禍で過ごし方に変化か《新潟》

記者が気になる話題を取材する“ミニトク”。4月19日は来週末から始まる大型連休についてです。ことしは3連休から3日間の平日をはさんで4連休と最大で10連休となっています。街の声を聞いてみるとコロナ禍を経て過ごし方にも変化が表れているようです。 街で聞きました。ことしの大型連休の過ごし方は? 〈まちの人〉 「10連休は難しいと思うんですけど、3連休、4連休は休めると思います」 Q)予定は決まっていますか? 「まだ決まってなくておうちでゆっくりしようかなと思っています」 「お酒飲みに行きたいかなって。みんなで集まって」 「子どもが小さいのでちょっとどこか行けたらいいかなと思ってます。車で行ける範囲で予約とかせずに」 「特に遠出はないんですけど息子と一緒に公園だったり近場で楽しみたいと思っています」 「ゆっくりしたいですかね。最近人がたくさん外に出ているので人ごみいやだなという感じです」 多く聞かれたのが「近場」や「ゆっくり」という言葉です。 旅行会社で聞いてみると。 〈日本旅行 新潟支店 阿部祐子さん〉 「観光地だと海外のお客さまも非常に多く日本に来られて混んでいるので温泉でゆっくりという傾向も多いと思います」 4月18日、政府が発表した3月の訪日外国人旅行客は1か月間としては過去最多の約308万人。そのため混雑する有名観光地を避け、近場でゆっくりしたいという人が増えているとみています。 そしてゴールデンウィークに“近場”を選ぶもう一つの理由にコロナ禍があると指摘します。 〈日本旅行 新潟支店 阿部祐子さん〉 「コロナ禍で新潟は住んでいながらいいところはたくさんあるんですけど知らなかった方が日帰りで新潟を再発見。そういったところに次は泊まってみようかとかゆっくりいってみようかとか。ことしはまだまだ県内の旅館、ホテル、関東圏でもお取りできるホテルが非常に多いので狙い目です」 一方、コメどころ新潟ならではのこんな意見も。 〈兼業農家〉 「田植えです」 Q)毎年ですか? 「毎年です。(大型連休に)出かけたことないですけどね。農家の宿命ですよね」 県内では猛暑の影響を避けるため、5月20日ごろや連休後半にコシヒカリの田植えのピークが来るように呼びかけているJAもありますが… 〈専業農家〉 「うちの場合だと(5月)4日くらいから3日間くらい植えて、また準備して今度15日くらいからまた植える。そこ(大型連休)で出かけようと思ったことはない」 ことしのキーワードが「近場」「ゆっくり」というのも旅行を予定している人が少ないというのも意外でした。そうしたなか、4月18日、東京ではこんなコンテストが開かれました。 NEXCO東日本のサービスエリアやパーキングエリアで提供されているグルメの中から1位を決める「ハイウェイめし甲子園」です。 それぞれの地域の特色を生かしたメニューでいまや旅の目的のひとつにもなっている「ハイウェイめし」。 その仲で茨城県、友部サービスエリアが1位に選ばれました。 新潟からは米山サービスエリアの「新潟うま辛丼」も出場しましたので、ゴールデンウィークに訪れてみるのもいいかもしれませんね。 いよいよ来週に迫った大型連休。 この週末に家族で予定を話し合ってみてはいかがでしょうか。

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