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天然記念物の“カモシカ”か 白い動物の目撃情報 市は「温かく見守って」《新潟》

4月13日、新発田市の田んぼに子どもと見つめ合う白い動物が。 「ヤギだ!ヤギだよ!」 東京から帰省していた親子が遭遇しました。 〈母・安澤由加里さん〉 「あれは犬ではないよなと思ってヤギなのかなとか。びっくりでした」 間近で遭遇した小学2年生の蒼士くんは。 Q)どれくらい大きかった? 〈息子・蒼士くん〉 「僕より大きい。ヤギかと思って見てた」 じつは目撃情報はほかにも。 新発田市が撮影した写真です。白い動物の正体はカモシカとみられています。 親子が遭遇した場所を訪れてみると。 (リポート) 「目撃されたカモシカは、こちらの住宅地と山の間にある田んぼにいたそうなんですが、きょうはいないみたいです」 田んぼの持ち主は見たことのない足跡が気になっていたといいます。 「(指で示しながら)これくらいだろうかな。片方の一本がこんなのがずっとつながっていましたけどね」 撮影された動画を見せると……。 〈遠藤 伝衛さん〉 「ええ!こんなのいたの!」 「イノシシが来ると稲は腐ってとても食べられなくなるってことで困るけども、いまは稲も植わってるわけでもないし<カット>人間に危害加えなければいいかなと思いますけどね」 冬が終わり動物たちが活発になる春。 4月6日、南魚沼市では野生のサルが何かを抱えながら逃げ去る様子が目撃されました。 野生動物の中でもカモシカは注意が必要です。 国の特別天然記念物のため故意に傷つけた場合罰則の対象となります。 新発田市は「近づいたり驚かせたりせず温かく見守ってほしい」と呼びかけています。

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