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「もし誰かがいたら…」 “春の嵐” 強風でトタン屋根がはがれる 上越市高田では最大瞬間風速27.2メートルを観測 《新潟》

3月29日未明、上越市本町で強風の影響でトタン屋根がはがれる被害がありました。 午前5時前に上越市高田では最大瞬間風速27.2メートルを観測するなど県内各地で「春の嵐」となりました。 道路をふさぐトタン屋根。 現場は上越市本町1丁目の雁木通りの一角です。 (リポート) 「トタン屋根が大きく剥がれ落ちてしまっています。これから撤去作業を行うということです」 29日午前3時半前、近くに住む住民から「トタン屋根が飛んでいる」と警察に通報がありました。 現場では、3月4日に住宅など8棟を焼く火事があり、焼け跡の建物のトタン屋根がはがれました。 〈近所の人は〉 「ここにもし誰かがいたりしたらまた犠牲者が出ることになるから」 気象台によると低気圧などの影響で天気が荒れ、上越市高田では午前5時前に最大瞬間風速27.2メートルを観測しました。 現場では29日朝、クレーンを使い撤去作業が進められました。 周辺の県道が一時、通行止めになりましたが、午前9時半すぎに解除されました。

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