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“中国EV”が新潟進出 乗り心地は 自動車市場で存在感強める 《新潟》

去年1年間の新車の輸出台数が世界1位となった中国。台頭する要因となっているのが、EV=電気自動車です。県内にも中国メーカーが出店するなど、攻勢を強めています。 新潟市東区にオープンした自動車販売店。 ブランドロゴは「BYD」。中国の電気自動車メーカーです。 さっそく試乗に訪れた人もいました。 〈試乗に訪れた人〉 「仕事でけっこう長距離乗るんで。ガソリン代とかもかかるので、そろそろ電気にしようかなと思って」 「建設業なもんだから。あちこち走っているから(1日)100から200キロ。やっぱり電気はすばらしい。音もしないし、コストも安い」 世界の自動車市場で台頭する中国。去年1年間の新車の輸出台数は491万台となり、日本を抜いて世界1位になりました。 輸出を押し上げているのが、EV=電気自動車です。 中国メーカーの中でも急成長を遂げているBYD。主力は電気自動車です。 県内では、空港と駅を結ぶリムジンバスにも採用されています。 去年からは、日本での乗用車の販売を開始し、新潟は、全国で27店舗目となります。 電気自動車の性能を記者が体験してみると……。 (リポート) 「パワーオンです。ではアクセルを踏んでみます。スムーズですね、すごく。車体は大きいのですが、回るのも小回りがきく」 また、こんな機能も。 「ハイ!BYD 窓を開けて」 ほかにも、車体の周囲を画面で確認できるなど、最新の技術が詰め込まれています。 〈試乗した人〉 「初めて電気自動車に乗ったので。思った以上になめらかなのもそうですし、加速もそうですしハンドリングもいい印象でした」 新潟の店舗に用意されているのは2車種で、価格は360万円から450万円ほどです。 〈BYD AUTO 新潟 五十嵐朋樹店長〉 「輸入車のEVということで敷居が高いように感じるかもしれないですけど、まずは電気自動車を体感していただければ」 自動車市場で存在感を増す中国メーカー。 電気自動車をめぐる動きはさらに加速していきそうです。

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