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世界最大級の“四尺玉花火” 片貝まつりの魅力発信へ 新拠点オープン《新潟》

世界最大級の「四尺玉花火」で知られる小千谷市の片貝まつり。その魅力を発信する拠点がオープンしました。 4月17日、小千谷市の片貝町にオープンした「片貝館」。 片貝まつりの花火などを手掛ける片貝煙火工業が運営し、実際の花火からオリジナルグッズなどがずらりと並んでいます。 毎年9月、世界最大級の「四尺玉花火」が打ち上げられる片貝まつり。400年の歴史があり、様々な願いを花火に託して神社に奉納します。また、20歳や還暦などを迎えると同級生で費用を出し合い、大スターマインを打ち上げます。 しかし、地元では年々人口が減少。そこで地域とつながりを持ついわゆる「関係人口」を増やそうと施設をオープン。1年を通して多くの人に片貝の魅力を知ってもらおうというのです。 〈片貝煙火工業 本田和憲代表〉 「これから地域を存続させるには20代から40代の若い方たちにこの地域に興味を持ってもらうのが大事かなと思います」 そこで… (リポート) 「こちらの施設では片貝まつりが味わえるということで実際に体験してみたいと思います」 花火を体験することができるVRです。専用のゴーグルをかけると… (リポート) 「いろんな花火を楽しめますね。今スターマインが打ち上げられています」 目の前に広がるのは片貝まつりで打ち上がる花火。四尺玉が打ちあがると… (リポート) 「少しずつ空高く…今開きました、振動がすごい。どしーんと実際に花火を目の前で見ているかのような振動が伝わってきます」 花火に合わせて椅子から振動が伝わり、祭り会場にいるような臨場感。さらに、VRならでは映像を楽しむこともできます。 〈地元の人〉 「町も静かというか空き家ばっかりになっちゃっているからね。祭りだけじゃなくて(花火を)見られるからいい」 〈片貝煙火工業 本田和憲代表〉 「花火のいろんな可能性で地域を外に発信していく拠点になればいい」 まつりの存続や地域の活性化を目指して。片貝の魅力を発信していきます。

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