
株式会社プロメディア新潟
コンテンツ制作部
千代 剣士郎 さん(22)
千代 剣士郎 さん(22)
新潟ローカルから全国に発信するバラエティ番組を制作したい
創造的なアイディアと発想でコンテンツを生み出す「真の制作集団」として日々挑戦を続けている株式会社プロメディア新潟で、ディレクターとして活躍している千代剣士郎さん(22)にお話を伺いました。
まずは自己紹介と現在の業務を聞かせてください。
高校時代から憧れていたテレビ業界へ
株式会社プロメディア新潟 コンテンツ制作部の千代剣士郎です。名前の読みは「けんしろう」ではなく「けんじろう」といいます。現在、テレビ番組のディレクターとして、主に「夕方ワイド新潟一番」「新潟一番サンデープラス」に携わり、その中でも「夕方ワイド新潟一番」内のコーナー「バスで行こうぜ」を担当しています。他にWeb配信の「にいがたみっけ隊」の制作も行っています。

入社歴は?ディレクターという事は長いのですか?
自分は専門学校を卒業後に新卒で入社したので今年で2年目になります。大手の番組プロダクションと異なり、プロメディア新潟は制作部門に配属された時点で「ディレクター」になります。AD(アシスタントディレクター)というポジションがありません。ADの仕事もしながら、番組の制作や編集の仕事をしています。
千代さんは元々テレビ局で仕事がしたかったのですか?
はい。高校時代からテレビが大好きで、将来はテレビ業界に入ると決めていました。高校卒業後、新潟コンピュータ専門学校 動画CG Webクリエーター科に進学。色々と学ぶ中で「自分の能力を活かせる場所はテレビだ。」という思いがブレることはなかったですね。
就活はテレビ業界一択という感じだったのですか?
生まれ育った新潟の放送局で仕事がしたい
そうですね。東京含めた県外の制作会社の求人もあったのですが、自分は新潟生まれの新潟育ちなので、テレビ業界に入るならやはり新潟の放送局・制作会社で仕事をしたいと強く思っていました。

新潟の制作会社さんも沢山あると思いますが、色々リサーチされましたか?
リサーチをする前に、専門学校でプロメディア新潟の求人を見て、「この会社に入りたい」と思いました。面接を受け、運よく1社目で内定をもらうことができました。なので、リサーチを全くしなかった、というのが正直なところです。
千代さんがそこまでプロメディア新潟で働きたいと思った理由は何ですか?
先程も話した通り、地元新潟の制作会社で仕事がしたい。テレビを通じて新潟を盛り上げたい。この会社ならそれを実現できると思ったからです。また、最終面接のときに社長から「ウチの会社にはいろんな人がいる」と聞いて安心できたことがありました。というのも、当時ピンク色だった髪の毛を就活用に黒く染めていたのですが、いつまでも黒いままというのに抵抗があったので、社長から「何か質問がありますか?」と聞かれた際に「髪の毛染めても大丈夫ですか?」と聞いてしまったのですが、社長が「いろんな人がいるから大丈夫」と返答してくれたことで、楽しく仕事ができそうな環境が思い浮かびました。そんなところも「自分にはこの会社しかない」と感じた理由の一つです。
入社してからのお話を聞かせてください。
日々吸収~それをどう活かすか?
採用が決まった後、会社からアルバイトをしないかと提案があったので喜んでやらせてもらいました。仕事内容は生放送のFD(フロアディレクター)です。その時から「早く仕事を覚えて戦力になろう」という気持ちでした。テレビ業界の事は全く分からなかったので、先輩の仕事を見て必死で覚えました。

口で説明するより、見て覚える感じですね。
本来は入社してFDを経験してから数か月で現場という流れなのですが、バイト期間があったので入社してすぐ新しい仕事を経験させてもらいました。最初の一年は吸収~それをどう活かすかの連続でした。現在もそこは変わっておらず自分はまだまだ「新人」の部類ですが、1年目より編集や原稿作成等仕事のスピードは上がりました。あと、自分で言うのはおかしいかもしれませんが、大人になったというか、人間として成長したと思います。
大人というか、人間として成長したきっかけがあったのですか?
以前街頭インタビューのロケを失敗した事がありました。その時は諦めて会社に戻り編集作業を行ったのですが、やはり番組として繋がらない。自分の失敗で再度ロケをすることになり、先輩に同行をお願いした際、普段あまり接点のない先輩ディレクターから「何おんぶに抱っこで仕事をしているんだ?お前がまず先輩のロケに同行しなきゃダメじゃないのか。」としっかり怒られました。
先輩のロケ同行やアシスタント業務を怠っていた?
日頃から先輩には「ロケ同行はしたほうがいい。」と言われていたのですが、自分の業務に精一杯だったのと、今だから言いますが「自分は新人だから。」という甘えがあったと思います。自分の失敗も「もし、先輩のロケに同行し、ノウハウを学んでいたらこういう結果にはならなかったのでは?」、「もっと経験を積むべきじゃなかったのか?」と自分の甘さを反省しました。ただ、普段何も言わない先輩方が自分をちゃんと見守ってくれていて、その上で愛のある叱咤激励を受けたことが本当に嬉しかったです。
千代さんから見て、プロメディア新潟さんの強みは何だと思いますか?
プロメディア新潟は、毎日生放送の番組を制作していますので制作力がまず強みだと思っています。更に会社としての結束力もあります。業界未経験だった自分を仲間として温かく迎え入れてくれ仕事を教えてくれる。チームとして良い番組を制作しようという雰囲気も魅力的に感じています。
世間のイメージだとテレビの仕事は体力的にも精神的にも重労働というイメージを持っている人も多いと思うのですが、実際はどうなのですか?
他の制作会社さんはわからないですが、プロメディア新潟はしっかりと休みが取れます。残業はありますが、上司の方々がしっかりとシフト管理をしてくれているので体力的にキツいということは全くないです。
最後に、千代さんの今後の目標を聞かせてください。
人が真似をしたくなる番組を制作したい
今は情報番組を手掛けていますが、将来は高校時代から夢だったバラエティ番組の制作をしたいですね。前に有名になった地方ローカル発信の番組みたいに、新潟から全国に行くような番組を制作したいです。自分が制作した企画フォーマットを他局に真似されたら嬉しいですね。
もう一つ。高校時代から大好きなタレントさんがいます。元アイドルの方なのですが、その方と一緒に仕事させてもらうのも今後の目標ですね。
