PRODUCED BY

にいがたの若者と企業をつなぐプロジェクト

INTERVIEW

セコム上信越株式会社

システム技術部
羽田 瑞基さん(27)

羽田 瑞基さん(27)

現場と本社の懸け橋に。
警備を通じて社会の役に立ちたい。

掲載日:2025/1/29
更新日:2025/1/29

 “「正しい仕事」「良い仕事」を通じて社会に貢献する”という理念のもと、新潟・群馬・長野の3県にて地域に根ざした「安全・安心」を提供している セコム上信越株式会社のシステム技術部で活躍されている羽田瑞基(はたみずき)さん(27)にお話を伺いました。

まずは自己紹介と現在の業務を聞かせてください。

新しい知識を得る毎に自分の成長を感じています。

 セコム上信越 システム技術部の羽田瑞基です。現在入社6年目となります。高校卒業と同時に大学進学の為地元の長野県を離れ上京しました。 大学卒業後、新卒としてセコム上信越に入社。入社から5年間はBE(ビートエンジニア~ご契約先への緊急対処、定期巡回、セキュリティ機器のメンテナンス等の現場業務) として地元の長野県で働いていたのですが、2024年4月から新潟市の本社に異動。 現在はシステム技術部で警備のプランニング審査や現場警備の社員から技術的問い合わせを受けてフォロー等を行っています。

現場から技術部に異動されて、最初は苦労されましたか?

 システム技術部の仕事はこれまでの延長線で、現場を経験したからこそ出来る仕事です。システムやサービスについて突き詰めて調べるなどし、 より技術に特化した業務となります。私は昔から何かを調べる事が好きだったので、新しい知識を得る毎に自分の成長を感じられてすごくやりがいがあります。

次に羽田さんの学生時代、就活中についてのお話を聞かせてください。

「社会の為に役立つ仕事」がしたい

 大学は青山学院の経済学部。学校に通いながら串焼き屋さんでアルバイトを週3~4日やっていました。就活は「社会の為に役立つ仕事に就ければ。」 と考えていましたが、具体的に就きたい業種はなく、東京と地元の長野で探していた際に、地元の合同説明会でセコム上信越のブースがあり、話を聞いて「ココだ。」と思い決めました。

羽田さんがセコム上信越に決めた「決め手」は何ですか?

 一番は「セコム」の知名度ですね。ずっと働ける会社の安心感がありました。そして、私が思っていた「社会の為に役立つ仕事」をこの会社ならやりがいを持って 行えると感じました。

羽田さんがセコム上信越に入社した時のお話を教えてください。

不安とプレッシャーの中で成長した自分

 入社時は仕事に対する不安が多く、それを早く取り除きたい。自分で解るように成長したいと思い仕事をしていました。自分の中であらかた一通り様になったと 思うようになったのは入社2年目ですね。

現場業務から現在のシステム技術部に異動され、1年目の様な不安がまた生まれたのでは?

 そうですね。システム技術部という部署なので、現場から最終的に頼られる立場になるという、不安というよりプレッシャーの方が大きかったです。 まず自分が理解していなければ指示を出せませんし、指示を待っているからと言って適当な事は言えませんので、その辺りの不安は異動前にありました。

異動から約9カ月。現在でも不安ですか?

 常にプレッシャーや責任を感じながら仕事をしていますが、慣れてきて、仕事の要領も掴んだので、異動前の不安は払拭されました。 問い合わせてくる社員も会社の仲間なので、すぐに答えられなかったからダメという訳じゃなく寄り添う形で「詳細を調べて後日解答します。」とか。そういった余裕が生まれてきました。

自分の中で一回置いて考えるようになったのですね。その経験を後輩社員に共有していますか?

 共有とは違うかもしれませんが、後輩社員には自分が悩んでいた解らない事を積極的に教える様にしました。後になって、 「あの時、羽田さんに教えてもらって凄く良かったです。」や「思い悩むこともあったけど、羽田さんが色々教えてくれたので今も前向きに業務に取り組めています。」 と言ってくれるので凄く嬉しいですね。

自分が不安だったからこそ指導できる部分ですね。他にセコム上信越に入社して感じた事などありますか?

 警備の仕事には不安もありましたが、実際は警備の他に様々な職種がある事を知りました。勤務時間も「警備=長時間、休みがない。」という事はなく、 自己申告制で様々なキャリアを得ることが出来ます。そして、現場経験をした中で、私達の仕事はお客様に安心感を与えていると実感しました。トラブル対応をした際、 お客様から頂いた「ありがとう」の言葉は、普段よりも深い「ありがとう」だったのが凄く嬉しかったですね。

羽田さんの今後の目標を聞かせてください。

双方に頼られる技術スタッフになりたい。

 今後現在のシステム技術部から異動する際は現場に戻る事になると思うのですが、その際は現場側と技術側双方のコミュニケーションをしっかり取って、 頼られる、信頼してもらえるような社員になりたいと思っています。

頼られる、信頼される社員というのは?

 私自身現場にいる時に感じたのですが、本社と現場の温度差ですね。現場経験から本社勤務している現在、事業所の気持ちも汲み取りつつ、 本社として指示しなければいけない事があります。その中で少しでも良い関係を築いていけたらと思っています。
 私達の企業は社会から必要とされています。年々高度化する犯罪に対処するにあたり、現場スタッフと本社スタッフとの連携が一番大切な事だと思っています。 専門知識をより知っているスタッフが事業所に戻り指導するとなると現場も安心しますし、双方の信頼関係の下、指示を仰いだり、出したり出来ると思います。
 また、プライベートでも学生時代と違って、セコムの社員であるという意識を持って社会人生活をしています。公私ともに信頼される人でありたいと思います。

羽田さんの様な社員がいると心強いですよね。