適性検査のおさらい
はじめに、適性検査について簡単におさらいしてみましょう。適性検査は、企業が求める職務要件を満たしている、もしくはその可能性が将来的に期待できる人材であるかどうかを判断するためのものです。書類選考だけでは分からない、応募者の能力や人となりを把握し、採用後に職場で活躍できるか順応できるかどうかを確認します。面接時の判断材料の一つにすることを目的に活用されています。
実施形式は、現在はWebテスティング、専用会場実施のテストセンター、ペーパーテスティングなどがあります。
どの形式でも、内容は能力検査と性格検査に大きく分かれており、特に対策が必要となるのは能力検査になります。能力検査は「言語」「非言語」の2つの分野で構成され、基礎的な計算能力と論理的思考力が求められます。
複雑な計算や前提知識は不要ですが、短時間で解く必要があるため、出題パターンや解き方のコツの把握が重要です。
まとめると、適性検査は、性格検査で「私はこんな性格や考え方を持っています」、能力検査で「入社後活躍できる基礎的能力を有していますよ」と企業に表明するもの、とイメージしていただければいいと思います。