実家のある南魚沼市に桜の季節がやってきた。
ソメイヨシノに八重桜、山桜が足並みを揃えたように咲いている。
一方そばではまもなく出番のこいのぼりが面白そうに泳いでる。
遅れてやってきた春が足早に初夏にバトンを渡そうとするこの感じ。
そういえば私にとっての春とは昔からこれだったと思い出す。

週末は南魚沼市の両親に娘を預け、東京・日本テレビへ。

働く母ちゃんは2月に続き、今月もドキュメンタリー番組を制作しました。

ＮＮＮドキュメント′２２「知的障がいのある私が夢を追ってみた件」
テレビ新潟　深夜0時55分～

主人公は出来る事も多いけど、出来ないことも少しある…くらいの
見た目や会話からハンディがわからない若者達。

小さな娘を育てながら働く私も誰かの助けを借りないと出来ないことが多い。
周りに申し訳なかったり、色々とあきらめて悔しかったり。
助けがないと物事をこなせない自分にいつも負い目みたいなものを感じている。

彼らの話を聞き、私と彼らは似たような気持ちを持っていると思った。

一方で彼らは私とは違って自分を卑下せずとてもポジティブである。

インタビュー中に20歳の彼が言った言葉

「出来ないことがあるのはしょうがないし、
そこばっかり見ないで出来る事を頑張ればいんすよ（笑）」

悔しい、辛い、いろんな感情を経験した結果、
出来ないことで落ち込む時間がもったいないと思うようになったらしい。

この言葉は私にとってとても救いになったし、励みにもなった。

出来ないことがある・・・でも、だからなんだ！
 

鈴木省吾さんのナレーションが思いを強く押し出してくれています。

とても明るくキラキラした作品なのでぜひ。