アナウンサー

斎藤 久美子
2015年07月21日(火)

夏休みのご予定は?

県内もついに梅雨らしい天気にならないうちに
梅雨明けしてしまいましたねぇ。
連日のように「真夏日」「猛暑日」というワードを聞きますが、
暑さにはなかなか慣れないものです。

そんな私にぴったりの休日の過ごし方は、映画を観に行くこと♪
最近は平日でも仕事終わりによく観に行っています。
涼しい館内で映画の世界に浸れるお気に入りの時間です。


先日、夏休みをいただいて、この7月に公開された映画を早速楽しんできました!
世界から注目を集める細田守監督作品「バケモノの子」
豪華声優陣で公開前から話題になっていましたよね。
役所広司さん、宮崎あおいさん、染谷将太さんが軸を固め、
津川雅彦さん、リリー・フランキーさん、大泉洋さん、広瀬すずさんなど
素晴らしい作品には欠かせない俳優陣が厚みを出しています。

声を使う仕事をしているせいで、キャラクターの声色は
普段から気にしてしまうのですが、「バケモノの子」は
キャラクターと声優さんがどことなく似ていることもあり、
見事にリンクしていました!だからこそ物語に入り込んでしまいました。

―孤独な少年が「人間の世界」と「バケモノの世界」の狭間で
         修行、恋愛、友情、戦いを経験し、成長していく―
見る人によってどこに共感するか幅がある作品だと思います。

私は「人間の世界」と「バケモノの世界」のギャップに惹かれました。
「現代の日本」と「古き良き時代の日本」を表しているのかなあ…
と私なりに感じています。物語中には現代に潜む闇が純粋な心を浸食していく
様子が描かれています。その“闇”は悩み、孤独、嫉妬、葛藤など誰もが持ち得るもの。
そこに立ち向かう少年は、何かに追われるように生きる私たちの象徴のようでした。
“闇”にも真摯に向き合って行こうと思わせてくれる作品です。

色々と書いてしまいましたが、、一度真っ新な気持ちで観ていただきたい!!
その上で自分にはどんな共感があるのか、楽しんでください(^^)/

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