アナウンサー

内田 拓志
2016年08月07日(日)

子育て記008

最初の種目スナッチで2度失敗したときには
さすがに、チャンネルを変えようかと思いました。

ウェイトリフティング、三宅宏美選手の銅メダル、
絶体絶命の場面で諦めなかった姿に胸が熱くなりました。

前回大会メダリストとして迎え、再びメダル獲得。
プレッシャーにも、ケガにも打ち勝っての偉業達成です。

「バーベルは16年間 一緒に練習してきたパートナー、
 メダルを取ったらハグしてありがとうと言いたかった。」
バーベルにハグした三宅選手は、とても良い表情でした。

オリンピックは面白い。
どんな競技でも「日本ガンバレ」と真剣に応援できる。
選手たちの一流の戦いや、喜びの言葉に何度も胸を打たれます。

前回「銀」で、今回「銅」、三宅選手の成績を見て、
女子マラソン有森裕子さんを思い出しました。
92年バルセロナで「銀」、96年アトランタで「銅」、
レース直後の有森さんのコメントが印象的でした。

「もっと頑張れなかったのかと思うレースはしたくなかったし、
 そう思っていないし・・・、初めて自分で自分をほめたいと思います。」

自分はそこまで頑張ったことないなと素直に思ったことを覚えています。
選手の皆さんの偉業と比べること自体、申し訳ないですが、
それくらい刺激を受け、勇気をもらえるのがオリンピックです。

さて、今夜は新潟花火、娘も今日は甚平で 祭りモードです。
妻に「甚平あったんだね、いつ買ったの?」と尋ねると、
「生まれる前だよ」と返ってきました、、どんだけ準備が良いんだか。

夜空を彩る大輪の花のあとは、
リオに咲く大輪の花を見るため、今夜も長い夜になりそうです。

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