就活サイト登録だけが就活の入口じゃない？

皆さんの中には、既に志望業界・職種を固めている方もいれば、まだ自分に何が向いているか、何に興味がわるか分からないという方もいると思います。誰しも自分の適性や興味関心を把握しているわけではありません。何から調べたら企業を探せるかも意外と難しいものです。

そんな時こそ、とりあえず目に入った企業名を検索して、企業HP・リクルートサイトを覗いてみましょう。皆さんの日常の中で、例えばテレビCMで見聞きした企業や駅や電車の広告看板に掲載がある企業、スポーツ観戦でスポンサーボードにある企業、もしくは花火大会やイベントの協賛スポンサー企業でも勿論いいかと思います。まずは、ふと見聞きした企業を検索してみましょう。

HPやリクルートサイトを複数社閲覧していくにつれて、「この企業面白そう！」「この社員の方みたいな社会人生活羨ましいな！」「この企業ってこの分野に強い会社だったのか！」など段々と自分の興味関心がそそられる仕事が見えてきます。ここまでくればどんどん企業研究が進み、自分の目指す姿の輪郭がくっきりとしたものになり、インターンシップやOB訪問、選考対策に繋げていくことが可能です。

HP・リクルートサイトは
企業から皆さんへの強いメッセージ！

企業HP・リクルートサイトは情報の宝庫であることは勿論ですが、何よりも企業から皆さんへの強いメッセージが込められたものです。企業にはそれぞれの個性が存在します。そのため、企業はHPやリクルートサイトを通して自社の存在価値や製品・サービス、事業を通じた社会への貢献を発信しています。

そんなHP・リクルートサイトは皆さんにとっては最も気軽に企業を知れる情報源となります。皆さんがいずれエントリーシートや面接で自分自身をアピールするのと同様に企業もHP・リクルートサイトを通して皆さんへのアピールを行っています。

興味関心を持つきっかけづくりや選考対策としての企業研究、自分の将来像を描くことに役立つので就活前、はじめの一歩、就活本格化のいずれの時期にも活用していってもらいたいです。

企業HP・リクルートサイト閲覧で身に着く重要な習慣

企業のサイトを閲覧することは、ここまでで紹介してきた内容以外にも重要な意義を持つことを最後に紹介したいと思います。
ずばり、「自分自身で情報・機会を掴みにいく習慣」が身に付きます。恐らく皆さんはそれぞれ今後も企業説明会やインターンシップ・企業見学、ＯＢＯＧ訪問を通じて企業研究に必要な情報や選考対策を進めていくことになるかと思います。皆さんは情報を「受け取る側」として参加をすることが多いです。この受け取る側として得た情報や機会だけでは必ずしも十分ではなく、自分自身で掴みにいく情報や機会が就活は勿論社会人になってからも必ず役に立ちます。自分自身で情報を取捨選択し判断の拠り所にしたり、行動を選択したりすることが求められるのです。

さらに就活では、最終的に皆さんが自分で決断することが必要なタイミングがやってきます。いずれやってくる選考では、これまでの就活で行ってきた行動や準備、努力や練習の成果が試されます。ただ情報を受け取るのみでは乗り切れないことも足りないことも起こり得ます。そんな時に「自分自身で情報・機会を掴みにいく習慣」が皆さんの背中を押し、力を発揮してくれることでしょう。

まとめ

今回は、企業HP・リクルートサイトの閲覧をテーマに紹介してきました。ふらっと閲覧することが、自分自身の興味関心を見つけるきっかけになり、企業研究を深めやすくなります。選考本番でも皆さんの役に立ってくれること間違いなしです。企業HP・リクルートサイトを積極的に活用していきましょう。