2022年10月05日(水)
野菜くずと鶏団子のやさしいスープ
- 2人分
10月は農林水産省が発表している食品ロス削減月間です。
普段捨てられてしまいがちな野菜のヘタや皮にも栄養やうま味がたくさん詰まっているので、カラダにも環境にも優しい秋野菜のスープを考えました。
鶏挽肉(もも) | 100g |
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ショウガ | 8g |
レンコン | 20g |
にんじん | 20g |
塩 | ふたつまみ(適量) |
酒 | 小さじ1 |
片栗粉 | 小さじ1 |
ブラックペッパー | 少々 |
水 | 600cc |
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だし昆布 | 5cm角 |
野菜のくず(皮、ヘタ) | 片手いっぱい |
酒 | 小さじ2 |
塩 | 適量 |
薄口しょう油 | 小さじ2 |
すだち果汁 | 小さじ1 |
小松菜 | 1株 |
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白ごま | 適量 |
作り方
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( 1 )材料の下準備をする。
・深さのある鍋に水を入れ出汁昆布を浸しておく。(30分程)
・小松菜は水洗いをして千切りにする。(根元は出汁に使う)
・ショウガとレンコンは皮を剥いてみじん切りにする。(皮は出汁に使う)
・にんじんは皮を剥いてみじん切りにする。(ヘタと皮は出汁に使う)
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( 2 )スープを作る。
1.野菜のくずをよく洗う。へたや皮についた土を水道水で落とす。
2.野菜を煮る。昆布の入った鍋に野菜のくずを入れて沸騰させる。沸騰してから酒を入れ、弱火で20分程煮出す。
★酒はくさみ消し
3.スープを漉す。
スープが濃い色に変化したら、火を止め、ざるなどで一度漉します。
★途中で強火にしたり、沸騰させてグツグツ煮込むとアクが出てスープが濁るので注意しましょう。
★多めに作って保存容器に入れ、冷蔵庫で保存すれば3日間くらい持ちます。
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( 3 )ボウルに鶏挽肉、ショウガ、レンコン、にんじんのみじん切り、酒、片栗粉、塩を入れてよく混ぜ合わせる。
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( 4 )鍋に濾したスープを戻し入れ沸騰したら(3)をスプーンですくい丸めて鍋に落とす。
中火で煮込み、鶏団子が浮いてきたら薄口しょう油を加えて塩で味を調える。
火を止めてすだちの果汁を加えて完成。★アクが出たら取る。
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( 5 )器に盛り付け、仕上げに小松菜の千切りと白ごまをトッピングしたら出来上がり。
※小松菜はスープに絡めるとしんなりとして程よい食感になります。
煮込むと変色して食感も悪くなるので鍋には入れません。
★小松菜は生のまま食べてもクセがなく、加熱に弱いビタミンCも効率よく摂ることが出来ます。
ポイント
- ショウガ、にんにく、ハーブ類、セロリなど、一年中出回る「香り」に特徴がある野菜は、野菜出汁に使うと臭み消しにもなり、スープのバリエーションも広がります。
また、柑橘類(レモン、ライム、すだち、かぼす、ミカンなど)を絞ることにより、和食からエスニック料理まで、幅広いジャンルのお料理をお楽しみいただけます。
さらに「塩味」の代わりに「香味」「酸味」を利用することで「減塩」にもつながりますので、日々の健康維持にも大変おすすめです。